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ハロウィンの時期に、家族や近所の友だち親子を招いて、家で小さなお茶会を開く——そんな過ごし方が近年は定着してきました。仮装して街を歩くだけでなく、テーブルを秋色に整えて、温かい飲み物とお菓子でゆっくり過ごす時間は、大人にとっても気持ちのいいものです。
ただ、子どもも一緒となると、いつもの紅茶をそのまま出すのは少し迷います。紅茶にはカフェインが含まれるので、小さな子や、夕方以降の時間帯には向きません。この記事では、子どもと大人が同じテーブルで楽しめるように、カフェインの心配が少ないお茶の選び方(基本はカフェインを含まないルイボスやハーブ、大人向けにデカフェ紅茶)と、オレンジ・黒・むらさきでまとめる秋色テーブルの演出、そして当日の進め方を整理します。お菓子とのペアリングを深掘りしたい方はハロウィンのお菓子と紅茶のペアリング、黒猫モチーフの器でそろえたい方は黒猫マグで楽しむハロウィンのティータイムもあわせてどうぞ。ここではその手前の「飲み物とテーブル全体をどう用意するか」を扱います。
子どもと囲むお茶会で、飲み物を決めるときに見るところ
お茶会の飲み物は、参加者の顔ぶれで選び方が変わります。子どもがいる日は、次のようなところを先に押さえておくと迷いません。
- カフェインを含むか含まないか: 紅茶・緑茶・ほうじ茶・ウーロン茶はカフェインを含みます。今回中心に紹介するルイボスや、カモミール・ローズヒップなどのハーブは、茶葉(チャノキ)とは別の植物で、もともとカフェインを含みません。子どもがいても、夕方から夜の時間帯でも、カフェインの心配なく同じポットから注げるのが利点です。ただし植物ごとに向き・不向きがあるので、記事末尾の「飲む前に知っておきたいこと」も確認してください
- 香りと味の親しみやすさ: 子どもが手に取りやすいのは、りんごやベリーのような甘い香りのもの、色がきれいなものです。渋みや酸味が強いものは薄めに淹れるか、大人用として分けて考えます
- 一度にたくさん淹れられるか: お茶会では人数分をまとめて用意します。ティーバッグを数個ポットに入れて熱湯を注ぐだけで作れるものだと、途中で継ぎ足すのも楽です。個包装なら、参加者に好きな種類を選んでもらう「選べるコーナー」にもできます
紅茶そのもののカフェイン量や時間帯とのつき合い方は紅茶のカフェイン量はどれくらい?眠れる時間帯・妊娠中の付き合い方Q&Aで整理しています。
夜の時間帯まで続くお茶会や、大人だけで飲み分けたい場合は、秋の夜長に飲みたいカフェインレス紅茶・ハーブティー比較や整体やヨガのあとに飲めるノンカフェインのハーブティー3選も参考になります。
お茶会で並べたい、カフェインを控えたお茶の3タイプ
※記事内の★の評価・レビュー件数は、本記事執筆時点(2026年9月)の楽天市場の表示です。数量や容量はいずれもパッケージ表示に基づきます。
タイプ1: 定番のルイボスティー——家族みんなで飲める1本
ルイボスは南アフリカ原産の植物で、カフェインを含みません。クセが少なく、ほんのり甘みのある飲み口で、熱湯で3〜5分ほど置くと、紅茶のダージリンより明るい、オレンジがかった赤色になります。色がきれいなので、透明なポットやガラスのカップに注ぐと、それだけでテーブルが華やぎます。子どもから大人まで同じものを飲めるため、お茶会の「土台」に据えやすい1本です。
大容量のティーバッグタイプを選んでおくと、人数が増えても足りなくなりにくく、当日以外の普段使いにも回せます。煮出しでも熱湯を注ぐだけでも淹れられるため、来客前にポットでまとめて用意しておく使い方に向きます。
1箱に101包入った大容量のルイボスティーです。1杯あたりの単価が抑えめなので、お茶会でたっぷり淹れても、残りを毎日の1杯に使ってもかまいません。レビュー件数が多く、味の傾向を事前につかみやすいのも選ぶうえで安心できます。個包装なので、湿気を気にせず食器棚に置いておけます。
タイプ2: 選べるアソート——大人には「紅茶らしい一杯」も
お茶会に大人が多いなら、紅茶の風味も欲しくなります。デカフェ(カフェインをほとんど除いた)紅茶と、ノンカフェインのハーブティーが数種類ずつ入ったアソートセットがあると、参加者に「どれにする?」と選んでもらえます。アールグレイのような香りの紅茶も、カフェインをほぼ除いたものなら、夕方以降のお茶会でも合わせやすくなります。
ただし、デカフェ紅茶はカフェインをゼロにしたものではなく、ごく微量が残ります。小さな子どもや、カフェインを完全に避けたい人には、デカフェではなく無地のルイボスなどカフェインを含まないものをすすめてください。個包装のアソートは、余っても日持ちし、次の来客やおすそ分けにも使えます。種類が多いぶん、子どもはフルーツ系やルイボス、大人はデカフェ紅茶、と自然に分かれます。
デカフェ紅茶とノンカフェインのハーブティーが12種類、各2包ずつ入ったお試しセットです。1回のお茶会で全種類を並べても、半分残して次に取っておいてもよい分量です。ティーバッグは個包装なので、そのまま「選べるコーナー」のかごに入れられます。
タイプ3: りんご風味のフレーバータイプ——子どもが手に取りやすい
ルイボスにりんごの風味をつけたフレーバータイプは、封を開けた瞬間から甘い香りが立つので、子どもが「これ飲みたい」と選びやすいお茶です。ベースがルイボスなのでカフェインは含まず、砂糖を入れなくても香りで満足しやすいため、子ども向けに扱いやすいタイプでもあります。ホットでも、少し濃いめに淹れて冷ませばアイスでも楽しめます。
商品ページの説明では酸味は控えめとされており、そのまま飲みやすいタイプです。大人が飲むときは、ミルクを少し落とすと、ミルクティー風のやさしい味に寄ります。
りんごの果肉や花弁をブレンドした、フレーバードのルイボスティーです。2gのティーバッグが15個入りで、お茶会で1種類だけ「甘い香りのお茶」を用意したいときにちょうどよい分量です。水出しにも対応しているので、前日の夜にポットで作っておくこともできます。
ここで紹介した3点は、楽天市場での評価点・レビュー件数・価格・ブランドを一定の基準で点数化し、タイプごとに最も点数の高いものを選んでいます。3点とも、本記事執筆時点で「売り切れ」「販売終了」などの表示がないことを確認しました。
子ども向けに淹れるときのコツ
同じ茶葉でも、淹れ方を子ども向けに寄せると飲みやすくなります。
- ぬるめに淹れる: 熱湯で淹れたあと、カップに移して5分ほど置くと、湯温はだいたい60〜70℃まで下がります。小さな子のカップには、そこへ湯冷ましや常温の水をスプーン数杯足すと、口をつけてすぐ飲める温度になり、やけどの心配が減ります
- 甘い香りの茶葉を選ぶ: りんごやベリーなど、香りで満足できるものを選ぶと、砂糖やはちみつを足さずに済みます。はちみつは1歳未満の子には使えないので、参加者に月齢の小さい子がいる場合は避けます
- 量は控えめにする: 子ども用は、大人の半分ほどの茶葉量・短めの蒸らし時間にして、薄めに仕上げます。おかわりしやすい濃さにしておくと、飲み残しが減ります
オレンジ・黒・むらさき——秋色3色でまとめるテーブル
ハロウィンのテーブルは、色数を絞ると子どもっぽくなりすぎず、大人も居心地よく過ごせます。使うのはオレンジ・黒・むらさきの3色を基本に、木やリネンの色を土台にするやり方です。
- オレンジ: かぼちゃ、紅葉した葉、テラコッタ色のランチョンマットやナプキン。1つ大きめのオレンジを置くと全体が締まります
- 黒: 黒猫や魔女モチーフの小物、黒いプレートやカトラリー、濃い色のティーポット。差し色として少量使うと、甘さが抜けて落ち着きます
- むらさき: アスターやトルコギキョウなどの花、むらさきのナプキンや小皿。オレンジと黒の間をつなぐ色として、少しだけ入れると奥行きが出ます
土台になるテーブルクロスやテーブルランナーは、生成りやこげ茶など無地のものにして、3色は小物で足していくとまとまりやすくなります。3色を同じ量ずつ置くと散らかって見えるので、オレンジを主役に半分ほど、黒を3割、むらさきを1割くらいの気持ちで散らすと、子どもっぽくなりすぎずに落ち着きます。器を秋色でそろえる考え方や、季節のモチーフを一点だけ主役にする組み立て方は秋のホテルのアフタヌーンティーを自宅で楽しむスタイリングにも通じます。
子どもが多いお茶会では、割れにくい器を選んでおくと、当日ひやひやせずに済みます。素材選びは新生活・一人暮らし向け、割れにくく扱いやすいティーウェア特集がそのまま参考になります。
前日に仕込んで、当日は注ぐだけにする
お茶会は、準備を前日に寄せておくと、当日は落ち着いて過ごせます。
- 前日: テーブルクロスと小物を出して並べ方を決めておく。水出し対応の茶葉は、この日の夜にポットで仕込んでおく
- 開始1時間前: お菓子を皿に盛り、ティーバッグの「選べるコーナー」をかごにセット。ポットとカップを人数分並べる
- 開始直前: ホットの茶葉をポットでまとめて淹れる。子ども用はぬるめ・薄めに調整して別のポットか小さなカップに
- お茶会中: おかわりは、ポットに残った分を注ぐか、ティーバッグを足して熱湯を注ぐ。濃くなりすぎたらお湯で割る
お菓子は、香りの強いお茶に合わせるならプレーンなクッキーや素焼きのナッツ、かぼちゃやさつまいものお菓子が無難です。チョコレートやスパイスの効いた焼き菓子は、フレーバーティーと香りがぶつかることがあるので、お茶を無地のルイボスにするなど組み合わせを調整します。具体的な組み合わせはハロウィンのお菓子と紅茶のペアリングにまとめています。
飲む前に知っておきたいこと
ハーブティーは嗜好品ですが、植物を使う飲み物なので、体質や体調によっては合わないことがあります。
- カモミールはキク科の植物です。キク科にアレルギーのある方は避けてください
- 妊娠中・授乳中の方や、持病があり通院中の方は、飲む前にかかりつけの医師や薬剤師にご相談ください
- 小さな子どもに初めて飲ませるものは、少量から試し、様子を見てください
- はちみつは1歳未満の子どもには与えないでください
よくある質問
ルイボスティーは子どもに何歳から飲ませていい? 明確な年齢の決まりはありませんが、離乳が進んで麦茶などを飲めるようになっていれば、薄めに淹れたものから少量ずつ試すのが一般的です。初めてのものは少量から様子を見て、心配なときはかかりつけの小児科に相談してください。
麦茶とどう違う? 麦茶は大麦を焙煎したもの、ルイボスは南アフリカの低木の葉を使ったもので、原料が別です。どちらもカフェインを含みません。ルイボスは麦茶よりやや甘みと赤みが強く、ホットでも香りが立ちやすいのがお茶会向きの点です。
当日はどれくらい前に淹れておけばいい? ホットは飲む直前にポットでまとめて淹れ、冷めたらお湯を足すのが基本です。水出し対応の茶葉なら、前日の夜に冷蔵庫で作っておくと当日の手間が減ります。作り置きは長く置きすぎず、その日のうちに飲みきってください。
まとめ
ハロウィンのおうちお茶会は、飲み物の土台をカフェインの心配がないお茶にしておくと、子どもと大人が同じテーブルで、時間帯を気にせず楽しめます。土台になる定番のルイボス、子どもが手に取りやすいりんご風味、そして大人向けにデカフェ紅茶のアソート——この3タイプがあれば、たいていの顔ぶれに対応できます(デカフェには微量のカフェインが残るので、小さな子には無地のルイボスを)。テーブルはオレンジ・黒・むらさきの3色に絞り、無地の土台に小物で足していく。準備は前日に寄せて、当日は注ぐだけにしておく。そうやって仕組みを先に作っておくと、当日は自分もいっしょにゆっくり過ごせます。