水出し紅茶の作り方、茶葉選びと美味しく淹れるコツ

水出し紅茶の作り方、茶葉選びと美味しく淹れるコツ

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紅茶専門店の店頭やオンラインショップでは、夏になると水出し紅茶やアイスティー向けの茶葉が並ぶ機会が増えます。とはいえ「水出し」と一口にいっても、茶葉選びや浸水時間のコツを押さえないと、色は出ても香りが物足りない一杯になりがちです。この記事では、おうちで美味しく水出し紅茶・アイスティーを楽しむための茶葉の選び方と淹れ方をまとめました。

なぜ夏は「水出し向け」の茶葉が選ばれるのか

紅茶は本来、熱湯でしっかり抽出することで香りと味わいを引き出すよう作られています。水出しは低温・長時間でゆっくり抽出する方法のため、渋み成分(タンニン)が出にくく、まろやかな口当たりに仕上がりやすいのが特徴です。一方で、香りの立ち方は茶葉の性質によって差が出やすく、低温では香りが開きにくい茶葉もあります。そのため、パッケージに「水出し向け」「アイスティー向け」と記載された茶葉を選ぶと失敗が少なくなります。なかでもフレーバードティー(香り付き紅茶)は、ベルガモットやフルーツの香りが低温でも感じ取りやすく、水出し・アイスティー向けとして選ばれることの多い茶葉です。

水出し紅茶・アイスティー向け茶葉を選ぶときの目安

基本の水出し紅茶の作り方

  1. 茶葉の量を確認する — ティーバッグなら1〜2包、リーフなら商品パッケージの目安量を基準にします
  2. 水を注ぐ — 常温の水よりも、冷水や氷水を使うほうが雑味の出方が抑えられます
  3. 冷蔵庫で浸水させる — 目安は3〜8時間程度。商品パッケージに表示があればそちらを優先してください
  4. 茶葉・ティーバッグを引き上げる — 浸水時間を過ぎたまま茶葉を入れっぱなしにすると渋みが強く出やすくなるため、時間が来たら取り出しましょう

氷を使って手早く冷やす淹れ方は、水出し紅茶とコールドブリューコーヒーの違いの記事でも触れていますので、あわせてご覧ください。茶葉ごとの比較は水出し向け茶葉の比較記事にまとめています。

水出しをもっと手軽にする専用ボトルという選択肢

茶葉選びと同じくらい淹れやすさを左右するのが道具です。フィルター(茶こし)内蔵タイプのボトルなら、ティーバッグはもちろんリーフでも茶殻の処理がしやすく、そのまま冷蔵庫に入れて浸水できる手軽さが魅力です。ワンタッチで抽出を止められる構造のものであれば、浸水後に茶葉を長く入れっぱなしにする心配も減らせます。

内蔵フィルターが茶葉をボトル上部に留めてくれるため、途中で茶葉を漉し取る手間がありません。冷蔵庫のドアポケットにも収まりやすいスリムな形状なので、他の飲み物と並べて置いてもかさばりにくいのも利点です。

アイスティーとして楽しむときのアレンジ

よくある質問

Q. 水出しにするとカフェインは少なくなりますか? 低温・短時間の抽出になる分、熱湯で淹れる場合よりカフェインの抽出量は控えめになりやすいといわれています。ただし茶葉の種類や浸水時間によって差があるため、カフェインを控えたい場合はノンカフェイン・カフェインレス表示のある茶葉を選ぶとより安心です。

Q. 水出し用と書かれていない茶葉でも水出しできますか? 基本的には作れますが、茶葉によっては香りが出にくかったり、逆に渋みが強く出たりすることがあります。まずは少量から試し、浸水時間を調整してみてください。

まとめ:茶葉選びと道具で、夏の水出しはもっと手軽に

水出し紅茶・アイスティーは、フレーバードティーや水出し対応の表示がある茶葉を選ぶと、香りを損なわずまろやかな味わいに仕上げやすくなります。フィルター内蔵の専用ボトルを取り入れれば、茶葉選びに合わせて手間も減らせます。今年の夏は、茶葉選びと道具の両方に目を向けながら、おうちでの水出しティータイムを楽しんでみてください。