水出し紅茶とコールドブリューコーヒーを比較|コーヒー派向け紅茶入門
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目次
夏の間、コールドブリューコーヒーを冷蔵庫で仕込んで楽しんでいる方は多いのではないでしょうか。実は、紅茶にも同じように水と時間だけでじっくり抽出する「水出し」という淹れ方があります。この記事では、普段コーヒーを飲んでいる方に向けて、水出し紅茶とコールドブリューコーヒーを比較しながら、紅茶を試してみるきっかけをご紹介します。
水出し紅茶とコールドブリューコーヒー、共通点と違い
「水と時間で抽出する」までは同じ
水出し紅茶もコールドブリューコーヒーも、熱を使わず水に浸してゆっくり抽出するという点は共通しています。熱による渋み・苦味の成分が出にくいため、どちらもまろやかな口当たりに仕上がりやすい飲み方です。紅茶側の抽出時間や道具の詳しい違い(ホットブリューとの比較)は、ホットブリューvs水出し、アイスティーの作り方2つを徹底比較 で扱っています。
違いは「何から」「どれくらいの時間」抽出するか
| 比較軸 | 水出し紅茶 | コールドブリューコーヒー |
|---|---|---|
| 抽出時間 | 3〜8時間 | 8〜24時間 |
| カフェイン量の傾向 | 茶葉の量・抽出時間で調整しやすい | 粉の量が多めで濃く出やすい傾向 |
| 香り・味わいの傾向 | 軽やかで渋みの少ない口当たり | コクと深みのある口当たり |
1. カフェイン量 — コーヒーより控えめな傾向
コーヒー派の方が紅茶を試すとき、気になるポイントの一つがカフェイン量ではないでしょうか。低温でゆっくり抽出するという方法自体は共通しているため、同じ量の茶葉・豆であれば熱湯で淹れる場合よりカフェインが出にくい傾向があるといわれます。ただし、コールドブリューコーヒーは抽出に使う粉の量を多めにすることが一般的なため、結果としてカップあたりのカフェイン量は水出し紅茶より多くなりやすい傾向があります。夕方以降にも飲みたい、カフェインを控えめにしたいという場合は、水出し紅茶が試しやすい選択肢です。
2. 香り・味わいの傾向 — 紅茶は軽やか、コーヒーは深み
コールドブリューコーヒーは、粗挽きの粉から長い時間をかけて成分を引き出すぶん、コクと深みのある味わいになりやすいのが特徴です。一方の水出し紅茶は、抽出時間が短めで渋み成分も出にくいため、軽やかですっきりとした口当たりに仕上がります。しっかりした味わいに慣れているコーヒー派の方には、最初は物足りなく感じられるかもしれませんが、茶葉の種類や抽出時間を少し長めにすることで、好みの濃さに調整しやすい飲み物でもあります。
コーヒー派が紅茶を始めるなら、道具はひとつで兼用できる
水出し紅茶とコールドブリューコーヒーは抽出の仕組みが近いため、フィルター付きのボトルであれば同じ道具で両方作れます。すでにコールドブリューを作っている方なら、新しく専用の茶器を揃えなくても、手持ちの道具で水出し紅茶を試すことができます。
コールドブリューコーヒー用として設計されたフィルターインボトルですが、茶こしとしても使える構造のため、水出し紅茶づくりにも活用できます。食洗機対応で日々のお手入れもしやすく、コーヒーと紅茶の両方を水出しで楽しみたい方に向いています。茶葉専用の道具にこだわりたくなった場合は、水出し紅茶用ポット・ピッチャー比較 で茶こしの目の細かさを重視したタイプを紹介しています。
どちらを選ぶべきか:シーン別の使い分け
- すぐに仕込んで、その日のうちに飲みたい → 水出し紅茶が向いています。3〜8時間あれば抽出できます
- 前日の夜に仕込んで、まとめて作り置きしたい → コールドブリューコーヒーが向いています。8時間以上の抽出時間を睡眠時間に充てられます
- カフェインを控えめにしたい・夕方以降も飲みたい → 水出し紅茶が向いています
- コーヒーの合間に、違う飲み物も試してみたい → 手持ちのコールドブリュー用ボトルで、まずは水出し紅茶を試してみるのがおすすめです
よくある質問
Q. コーヒー用のボトルで紅茶を水出ししても大丈夫ですか? 茶葉・コーヒー粉のどちらにも対応したフィルター付きボトルであれば、同じ道具で両方作ることができます。ただし、香りが移りやすい場合もあるため、気になる方は洗浄をしっかり行うか、用途ごとにボトルを分けるのがおすすめです。
Q. 水出し紅茶は、コーヒーに比べて味が薄く感じませんか? コールドブリューコーヒーは粉の量を多めにすることが一般的なため、比べると軽やかに感じられる場合があります。茶葉の量を少し増やす、抽出時間を長めにするなど調整すると、好みの濃さに近づけやすくなります。
Q. 抽出時間を長くしすぎるとどうなりますか? 紅茶・コーヒーいずれも、目安の時間を大きく超えると雑味や苦味が出やすくなるといわれます。就寝前に仕込む場合は、起きてすぐ茶葉やコーヒー粉を取り出す習慣にしておくと、うっかり長時間放置してしまうのを防げます。
まとめ:コーヒーの合間に、水出し紅茶という選択肢も
水出し紅茶とコールドブリューコーヒーは、「水と時間でじっくり抽出する」という共通点を持ちながら、カフェイン量や味わいの傾向には違いがあります。しっかりした深みが欲しい日はコールドブリューコーヒー、軽やかにすっきり飲みたい日は水出し紅茶というように、気分に合わせて使い分けてみてはいかがでしょうか。手持ちのコールドブリュー用ボトルがあれば、道具を新しく揃えなくても今日から試せます。
紅茶の抽出方法についてさらに詳しく知りたい場合は、ホットブリューvs水出し、アイスティーの作り方2つを徹底比較 も合わせてご覧ください。
