しょうが紅茶の作り方生姜の入れ方3通りと、体を温めたい日のアレンジ

朝晩が冷え込む季節に飲みたいしょうが紅茶の作り方を、すりおろし・薄切り・蒸し生姜パウダーの3通りで整理しました。生姜の量や飲む回数で意見が分かれる点、注意点、手軽なティーバッグ3種もご紹介します。

しょうが紅茶の作り方|生姜の入れ方3通りと、体を温めたい日のアレンジ
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目次

朝晩の空気がひんやりしてくると、温かい飲み物が恋しくなります。しょうが紅茶は、いつもの紅茶に生姜を加えるだけで作れて、体を温めたい日の定番として紹介されることの多い一杯です。

まず試すなら、次の流れが手軽です。

  • 手順の目安は、クラシルのレシピです。2杯分で紅茶(茶葉)4g、水400ml、皮つきの生姜の薄切り5gをポットに入れ、沸騰したお湯で3分蒸らして、茶こしで注ぎます
  • 生姜は、はじめは少なめから。辛みや香りが物足りなければ足していきます
  • 甘みが欲しいときは、はちみつや黒砂糖を少し加えます

なお、この記事は本文中でリンクした5つのページ(農林水産省の解説、レシピサイト2つ、管理栄養士のコラム、紅茶店のページ)を読み比べて整理したもので、味や香りの感想は含みません。生姜の量や飲む回数は出典によって差があるため、その点も正直にまとめています。

生姜が「体を温める」といわれる理由

農林水産省の解説によると、生の生姜に含まれる辛み成分「ジンゲロール」には、血行をよくして体を温める働きがあるとされています。加熱したり乾燥させたりするとジンゲロールが「ショウガオール」に変わり、胃腸を刺激して内臓の働きが活発になるため、体の中から温まるといわれています(農林水産省の解説より)。

ここでいう「温まる」は、あくまで生姜の成分についての説明です。しょうが紅茶を飲んだときの感じ方には個人差があり、病気の予防や治療を目的とした飲み物ではありません。

しょうが紅茶の作り方3通り

紹介されている作り方は、生姜の入れ方によって大きく3つに分けられます。

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記事内の比較表 1
方法生姜の量の例特徴
すりおろして入れる1杯あたり約10g、または約15g(絞り汁)熱い紅茶にすりおろした生姜とはちみつ等を入れる。手早い
薄切りをポットで蒸らす2杯分で5g(1杯あたり2.5g換算)紅茶と生姜を一緒に蒸らし、茶こしで注ぐ
蒸し生姜パウダーを入れる1杯あたり1〜2g生姜を蒸して乾燥させたパウダーを、いれた紅茶に加える

すりおろして入れる

デリッシュキッチンは、ティーバッグで作る2杯分の例として、しょうが1かけ(30g)、はちみつ大さじ2、ティーバッグ2個、お湯400ccを挙げています。しょうがは皮ごとすりおろし、手で絞りながらカップに入れてはちみつと混ぜ、3〜5分蒸らしたティーバッグの紅茶を注ぐ手順です(デリッシュキッチンのレシピより)。カレルチャペック紅茶店のページでは、茶葉ティースプーン1杯(またはティーバッグ1個)、すりおろした生姜約10g、お湯200mlを使い、熱いうちに飲む方法が載っています(カレルチャペック紅茶店のページより)。

薄切りをポットで蒸らす

クラシルのレシピは2杯分で、紅茶(茶葉)4g、水400ml、生姜5g、はちみつ大さじ1/2です。生姜は皮つきのまま薄切りにして、紅茶と一緒にポットに入れ、沸騰したお湯を注いで3分蒸らします。茶こしで濾してカップに注ぎ、生姜1枚とはちみつを加えて混ぜます(クラシルのレシピより)。茶葉のいれ方の基本は紅茶の基本の淹れ方で解説しています。

蒸し生姜パウダーを入れる

管理栄養士のコラム(スポーツナビ)は、生姜を皮ごと1〜2mmの厚さにスライスし、蒸し器で30分蒸してから天日で1日干して作る「蒸し生姜パウダー」を紹介しています。使う量は、いれた紅茶に耳かき1杯(1〜2g)ほどで、甘みは黒砂糖や甜菜糖で調整します。同コラムは、生姜の成分をジンゲロール(生の生姜・血液の流れを促す)とショウガオール(加熱・乾燥した生姜・深層部から熱を作り出す)に分け、芯から温まりたいなら加熱や乾燥をした生姜を使う方法を勧めています。保存は、しっかり乾燥させて密閉すれば、常温で3か月程度日持ちするとされています(スポーツナビの解説より)。

どの方法が向く?手間と保存性からの整理

ここからは出典ではなく、上の出典を踏まえた手間と保存性の整理です。

  • 今すぐ1杯だけ飲みたい:すりおろして入れる方法が、工程の少なさでは手軽です
  • 家族や来客の分もまとめて用意したい:ポットで蒸らす方法なら、茶こしで注ぐだけで複数杯分をまとめられます
  • 作り置きして毎日使いたい:蒸し生姜パウダーは、蒸して干す手間はかかるものの、一度作れば保存できます
  • 生姜を用意する手間を省きたい:後述の生姜入りティーバッグなら、お湯を注ぐだけです

出典によって意見が分かれる点

読み比べると、生姜の量と飲む回数には出典ごとの差がありました。決まった正解はないと考えて、体調や好みに合わせて調整してください。

生姜の量

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記事内の比較表 2
出典入れ方生姜の量(1杯あたり換算)
クラシル薄切りを紅茶と一緒に蒸らす約2.5g(2杯分で5g)
カレルチャペック紅茶店すりおろして入れる約10g
デリッシュキッチンすりおろして手で絞り入れる約15g(2杯分で30g)
スポーツナビ蒸し生姜パウダーを加える1〜2g

入れ方が違うため、数字だけを並べて優劣をつけることはできません。生の生姜を使う場合は、はじめは少ない量から試して、辛みや香りが物足りなければ足していくのが安心です。スポーツナビのコラムも、生姜は一気に入れず、少しずつ味をみて調整するよう勧めています。

飲む回数

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記事内の比較表 3
出典飲む回数の目安
スポーツナビ1日1〜2杯が良いとされている。カフェインが安眠を妨げる可能性があるため、飲むのは15時までにする
カレルチャペック紅茶店3〜4杯が理想とし、まずは朝と入浴前から始める案を紹介

カレルチャペック紅茶店は紅茶やジンジャーシロップを扱う店で、このページもその商品の紹介を兼ねています。1〜2杯と3〜4杯では倍ほどの開きがありますが、後述の注意点でも触れるとおり、生姜は摂りすぎに注意が必要な食材です。少ない側の回数から始めて、胃腸の様子をみながら調整するのが無理のない進め方でしょう。

体を温めたい日のアレンジ

紹介したレシピはどれも茶葉の種類を細かく指定していないため、まずは手元の紅茶で試して、生姜との相性を確かめてみてください。

飲むときに気をつけたいこと

  • 飲みすぎない:農林水産省の解説では、生姜は胃への刺激が強いので食べ過ぎに注意が必要とされています。スポーツナビのコラムも、大量にとると胃酸の分泌過多になることもあるようだとして、胃腸が弱い人は気をつけるよう呼びかけています
  • チューブ生姜:スポーツナビのコラムによると、チューブ入りの生姜にはでんぷんや酸味料などの添加物が入っており、本来の生姜の力は発揮されない可能性もあるそうです。風味付けにはよいものの、冷え対策が目的なら蒸し生姜や生姜パウダーを勧めています
  • はちみつは1歳未満の乳児には与えない:クラシルのレシピにも注意書きがあります
  • 持病や服薬・妊娠中:持病のある方、妊娠中や授乳中の方、薬を服用中の方は、飲む前にかかりつけの医師や薬剤師に相談すると安心です

手軽に試すなら生姜入りのティーバッグ3種

すりおろす手間なく試したい方向けに、国産の生姜入りティーバッグを3点ご紹介します。内容量や産地・原材料の説明がそれぞれ異なるので、優劣ではなく違いで選んでみてください。他のブランドとの網羅的な比較は行っていません。

砂糖不使用のティーパックタイプで、基本タイプは2g×20包です。同じ商品ページにまとめ買い向けのセットもあるため、まず1袋で試して、好みに合えば買い足す使い方ができます。

無農薬栽培の国産紅茶と鹿児島県産の黄金しょうがを使った無添加のティーバッグで、3g×30包の2袋セットです。産地や栽培方法の説明が具体的で、まとまった量を用意しておきたい方に合います。

大分県産の手作り紅茶に、高知や鹿児島などの国内産しょうがパウダーをブレンドした国産の生姜紅茶です。ティーバッグ1袋に熱湯を注ぎ、3〜5分蒸らす飲み方が案内されています。内容量違いの複数のタイプがあり、商品ページには砂糖やはちみつ、ミルクを加えてもよいとの案内もあります。

まとめ

しょうが紅茶は、熱い紅茶に生姜を加えるだけで作れる手軽な一杯です。生姜が体を温めるといわれるのは、生の生姜に含まれるジンゲロールと、加熱や乾燥でできるショウガオールという成分についての説明で、飲んだときの感じ方には個人差があります。はじめは少なめの生姜から試し、回数もスポーツナビが挙げる1日1〜2杯(15時まで)のように控えめな側から始めて、体調に合わせて調整してみてください。胃腸が弱い方や持病のある方は無理をせず、気になる場合は専門家に相談してから楽しみましょう。