※当サイトはアフィリエイト広告(楽天アフィリエイト)を利用しています。
目次
紅茶売り場で「ウバ」と書かれた茶葉を見かけて、どんな味なのか気になったことはありませんか。——結論から言うと、ウバは スリランカ南東部の高地で作られる紅茶 で、はっきりした渋みとキレ、そして「ウバフレーバー」と呼ばれる清涼感のある香りが持ち味です。個性が強いぶんミルクに負けにくく、ミルクティー向きとされる茶葉です。この記事では、ウバがどんな紅茶なのか、ウバフレーバーとは何か、ストレートとミルクティーそれぞれの淹れ方の目安を整理します。
ウバ紅茶とは、スリランカ南東部の高地で作られる紅茶
ウバは、スリランカ(旧セイロン)の中央高地の東側、ウバ地方で作られる紅茶です。標高1,000mを超える高地で作られる「高地産(ハイグロウン)」に分類され、ダージリン・キームンと並んで、日本では世界三大紅茶のひとつと呼ばれることがあります(公式な定義はなく、主に日本で使われる呼び方です)。
セイロン紅茶全体の産地区分はセイロン紅茶の産地区分で整理しています。同じ高地産でも、穏やかなディンブラや繊細なヌワラエリヤに比べて、ウバは個性がはっきりしたタイプとされます。
水色(カップに注いだときの色)は、やや赤みの強い橙色とされます。見た目は華やかですが、飲むと渋みとキレがしっかり感じられる、印象に残りやすい紅茶です。
「ウバフレーバー」とは、メントールのような清涼感のある香り
ウバの特徴としてよく語られるのが、ウバフレーバーと呼ばれる香りです。
- 香りの個性: メントールや湿布を思わせる、スーッとした清涼感のある香りと表現されます。好みが分かれる個性派ですが、この香りがウバらしさの核になっています。
- この香りの背景: 乾期に吹く季節風が、この地域特有の香りをもたらすとされています。
- 品質が高くなるといわれる時期: 7〜9月ごろは「クオリティーシーズン」と呼ばれ、品質が高くなる時期にあたるとされます。この時期に摘まれた茶葉は、ウバらしい香りが出やすいといわれます。
なお「清涼感」は、あくまで香りの表現です。飲んで体が冷えるという意味ではなく、温かい紅茶として淹れても爽やかさを感じられるとされます。
ミルクティー向きとされる理由は、渋みとキレ
ウバがミルクティーに合わせやすいとされるのは、次の2つの特徴があるためです。
1つ目は、ミルクに負けにくい渋みとキレです。ミルクを入れても味の輪郭が残りやすいとされます。コクの方向性がウバとは違うアッサムについてはアッサムティー入門で触れています。
2つ目は、ミルクと合わせたときの香りの変化です。ストレートで感じる清涼感がミルクで和らぎ、後味のすっきりしたミルクティーになりやすいとされます。
ただし、相性は好みにもよります。ウバフレーバーが得意でない場合は、ミルクを多めに入れても香りが残ることがあります。茶葉・ミルク別の相性をまとめたミルクティーに合う茶葉とミルクの比較も参考になります。
淹れ方の目安:ストレートとミルクティー
基本の淹れ方は他の紅茶と共通です(詳しくは紅茶の基本の淹れ方へ)。ウバは渋みが立ちやすいため、蒸らしすぎに注意します。
ストレートで飲むなら
- 茶葉の量: 1杯(150〜180ml)あたりティースプーン1杯(約3g)が目安です。
- 湯温: 沸かしたての熱湯(95℃以上)を使います。
- 蒸らし時間: 2〜3分が目安です。長く置くと渋みが強く出やすくなります。
水は軟水(日本の多くの水道水)が向いています。違いは紅茶と水の関係にまとめています。
ミルクティーにするなら
ミルクを入れる分、紅茶はやや濃いめに出します。
- 茶葉の量: 1杯あたり、ストレートより少し多め(茶葉4〜5g前後)が目安です。
- 蒸らし時間: 3〜4分を目安に、好みで調整します。
- ミルク: 温めた牛乳を後から注ぎます。先に紅茶を注ぐか牛乳を先にするかは好みで構いません。
さらにコクを出したい日は、鍋で作るロイヤルミルクティーのように茶葉を煮出す方法もあります。
茶葉の細かさの表記(BOP・CTCなど)の見方はグレード表記の読み方を参考にしてください。
ウバを始める3点
はじめの一杯に選びやすいものを、目的別に3点選びました(本記事執筆時点で在庫あり・評価とレビュー件数は同時点の値です)。まず香りだけ確かめたいなら少量のお試しから、ウバを普段使いしたいなら100gの茶葉から、他の産地と比べたいなら3種セットから選ぶと、余らせにくくなります。
表は横にスクロールできます
| 目的 | 商品 | こんな方に |
|---|---|---|
| 少量で試す | おためし紅茶! ウバ サンプルリーフ4杯分(6g) | ウバフレーバーが自分に合うかを確かめたい |
| 100gの茶葉 | TEA ISOBUCHI ウバ 100g(バンダラエリヤ茶園) | ウバをストレートやミルクティーで続けて楽しみたい |
| 3産地の飲み比べ | TEA ISOBUCHI 高地紅茶3種飲み比べ(ウバ・ヌワラエリア・ディンブラ各100g) | 同じ高地産の中でウバの個性を比べたい |
1. まず香りを試したい人に
4杯分(6g)のお試しサイズです(商品画像は販促文字入りのため掲載せず、テキストリンクのみです)。ウバフレーバーは得意不得意があるため、いきなり大きな袋を買う前に、少量で自分に合うかを確かめたい方に向いています。
2. ウバを普段使いしたい人に
スリランカのバンダラエリヤ茶園のウバを、100gのリーフで買える一袋です。商品画像には「ウバ」「リーフ100g入り」と表示されており、ストレートとミルクティーの両方で試しやすい量です。レビュー件数はまだ多くありませんが、評価は高めの一点です。
3. 他の高地産と比べたい人に
ウバ・ヌワラエリア・ディンブラの3種が、各100gずつ入った飲み比べセットです。同じ高地産でも産地によって香りや渋みが違うため、並べて淹れるとウバの個性が分かりやすくなります。ウバを含む5産地の違いは紅茶の種類と産地の地図にもまとめています。
よくある質問
Q. ウバは世界三大紅茶に入りますか? そう呼ばれることが多い茶葉です。一般にダージリン・ウバ・キームンの3つを指しますが、公式な定義はなく、主に日本で使われる呼び方で、味の優劣を示すものでもありません。違いは世界三大紅茶とは?特徴と選び分けで比べています。
Q. ウバフレーバーが苦手でも飲めますか? 得意不得意がある香りなので、まずは少量のお試しサイズで確かめるのが安心です。ミルクを加えると清涼感が和らぐため、ストレートが苦手でもミルクティーなら試しやすい場合があります。
Q. アッサムとはどう違いますか? アッサムはインドの産地で、深いコクが持ち味です。ウバはスリランカの高地産で、渋みとキレ、清涼感のある香りが持ち味とされます。ミルクティー向きという点は共通ですが、味の方向性は異なります。
Q. ウバは冷やしてもおいしいですか? アイスティーにすることもできますが、渋みとキレが前に出やすい茶葉なので、好みが分かれます。まずは少量で試すのがおすすめです。蒸らしすぎないことが基本で、アイスティーが白く濁る現象(クリームダウン)の対策は茶葉の種類によらず共通で、アイスティーのクリームダウンを防ぐコツにまとめています。
Q. カフェインは多いですか? 一般に、茶葉の量・湯温・抽出時間で変わるとされます。目安は紅茶のカフェイン量Q&Aをご覧ください。
まとめ
- ウバは スリランカ南東部の高地で作られる紅茶 で、日本では世界三大紅茶のひとつと呼ばれることがある。
- メントールのような清涼感のある「ウバフレーバー」と、はっきりした渋みとキレが持ち味。
- 品質が高くなるといわれる時期(クオリティーシーズン)は7〜9月ごろ。
- 渋みとキレがあるためミルクに負けにくく、ミルクティー向きとされる。
- 渋みが立ちやすいので、蒸らしすぎに注意する。ストレートは2〜3分、ミルクティーは3〜4分が目安。
- まずは少量のお試しで香りの好みを確かめ、気に入ったら100gの茶葉へ。
気になったら、まずは少量のお試しから、ウバのミルクティーを試してみてください。

