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冬至は12月22日ごろ。この日にゆず湯へ入る風習は知られていますが、ゆずは湯船だけでなく、紅茶のカップにも入れられます。結論からお伝えすると、手軽さで選ぶならゆず入りのティーバッグ、甘みのあるゆずを足したいならゆず茶を熱い紅茶に溶かす方法、いろいろ試したいなら飲み比べセットが目安です。この記事では、冬至とゆずの関係を確認したうえで、ゆずを紅茶で楽しむ3つの方法をご紹介します。
なお、この記事の調べ方は次のとおりです。冬至とゆず湯の説明は農林水産省の資料を、商品の内容量や原材料は楽天市場の商品ページの記載を確認しました。ゆず茶を紅茶に加える飲み方は、メーカーの公式な紅茶レシピを見つけられなかったため、当サイトからの提案として書いています。味や香りの感想は書いていません。
冬至にゆず湯へ入る風習
農林水産省の資料では、冬至は二十四節気の一つで、北半球では一年中で昼が最も短くなる日とされています。冬至を過ぎれば人々にも精気が戻ると考えられ、小豆を加えたかぼちゃの煮ものなどで力をつけ、ゆず湯に入る風習があると説明されています(農林水産省「aff(あふ)」2017年12月号より)。
また、農林水産省の「農産物の故事・ことわざ」では、昔から冬至の日にかぼちゃを食べて柚子を入れた風呂に入るとかぜをひかないといわれている、と紹介されています(農林水産省「農産物の故事・ことわざ」より)。これは昔からの言い伝えであり、病気の予防や治療を保証するものではありません。
ゆず湯の由来には諸説あるため、この記事では農林水産省の資料に書かれている範囲にとどめます。
出典:農林水産省の上記2ページ(2026年10月確認)。
ゆずを紅茶で楽しむ3つの方法
冬至の日は、湯船のゆずに加えて、カップの中でもゆずの香りを楽しむ、という過ごし方があります。ここでは方法を3つに分け、それぞれに合う商品を挙げます。優劣ではなく、使い方の違いで選んでみてください。
1. ゆず入りのティーバッグ — 手軽に試したい方へ
いちばん手間がかからないのは、茶葉とゆずがあらかじめ合わさっているティーバッグです。基本の淹れ方は紅茶の基本の淹れ方と同じで、お湯を注いで蒸らすだけです。
佐賀県嬉野産の茶葉を使った国産の和紅茶に、国産のゆずをブレンドしたティーバッグです。内容量は3g×8パックが3袋で、原材料は紅茶(国産)と柚子(国産)と記載されています。ショップの説明では、和紅茶ならではのやわらかな甘みと渋みの少なさに、ゆずの爽やかな香りを合わせたと案内されています。和紅茶そのものについては和紅茶入門で解説しています。
2. ゆず茶を熱い紅茶に加える — 甘みのあるゆずを足したい方へ
ゆず茶は、ゆずの皮や果肉を砂糖やはちみつで漬けた、ペーストやジャム状の飲み物のもとです。お湯に溶いて飲むものですが、熱い紅茶に加えるアレンジもあります。
馬路村農業協同組合のゆず茶で、内容量は400g、原材料はゆず(高知県産)、グラニュー糖、はちみつ、オリゴ糖、増粘剤(ペクチン)と記載されています。賞味期限は製造日から6か月です。商品ページには、お湯を注ぐだけで本格的なゆず茶が楽しめるとの案内があります。
紅茶に加える場合の分量は、メーカーの案内を確認できなかったため、決まった目安はありません。すでに甘みがついているので、はじめは少なめに入れ、足りなければ足していく進め方もあります。砂糖やはちみつを別に足す前に、一度味を見るのがよいでしょう。はちみつを含むため、1歳未満の乳児には与えないでください(出典: 消費者庁「ハチミツによる乳児のボツリヌス症」)。
3. 飲み比べセットでゆずを試す — まず1包から試したい方へ
ゆずが好みに合うか分からないときは、ゆず以外のフレーバーも入った飲み比べセットで1包だけ試す方法があります。
2g入りのティーバッグが計8包で、内訳は九州ブレンドが4包、レモングラス和紅茶が2包、ゆず和紅茶が1包、生姜和紅茶が1包と記載されています。ゆず和紅茶の原材料は紅茶(福岡県産)とゆず(国産)で、商品名には香料不使用とあります。ゆずの袋は1包のみなので、ゆず紅茶を何杯も飲みたい方には、方法1のように袋数の多い商品のほうが合います。生姜入りの紅茶に興味がある方はしょうが紅茶の作り方も参考にしてください。
出典:各商品の楽天市場の商品ページ(2026年10月時点)。レビューの評価と件数も同じページの表示です。
冬至の日の過ごし方に合わせて
農林水産省の資料にあるとおり、冬至の定番はかぼちゃの煮ものです。かぼちゃやさつまいもを使った菓子と紅茶の組み合わせはかぼちゃ・さつまいもスイーツに合う紅茶にまとめています。1年の行事を通して紅茶の楽しみ方を知りたい方は紅茶の年間カレンダーもどうぞ。
飲むときの注意
- はちみつを含む商品:ゆず茶など、はちみつ入りのものは1歳未満の乳児には与えないでください(出典: 消費者庁「ハチミツによる乳児のボツリヌス症」)
- カフェイン:紅茶にはカフェインが含まれます。夜に飲む方や、子ども、カフェインを控えたい方は紅茶のカフェイン量Q&Aも確認してください
- アレルギー・持病・服薬:柑橘類にアレルギーのある方は、原材料表示を確認してください。持病のある方、妊娠中や授乳中の方、薬を服用中の方は、気になる場合は医師や薬剤師に相談すると安心です
- 熱さ:熱い紅茶にゆず茶を加えるときは、やけどに注意してください
よくある質問
Q. ゆず湯に使ったゆずを紅茶に入れてもよいですか? 湯船に入れたゆずを飲食に使ってよいかは、確認できた資料がありません。紅茶には、食品として販売されているゆず入りの商品を使うほうが安心です。
Q. ゆずを紅茶に入れると、かぜをひきにくくなりますか? 農林水産省の資料に書かれているのは、冬至にゆず湯へ入る風習と、かぜをひかないという言い伝えです。ゆず入りの紅茶に同じ働きがあるという根拠は、確認できませんでした。
まとめ:冬至はカップの中でもゆずを
冬至は12月22日ごろで、ゆず湯に入る風習は農林水産省の資料でも紹介されています。ゆずの香りを紅茶で楽しむなら、手軽なゆず入りティーバッグ、甘みのあるゆず茶を熱い紅茶に溶かす方法、飲み比べセットの3つが選択肢です。12月22日ごろまでにはまだ時間があるので、早めに好みの方法を選んでおくと、当日に慌てずに済みます。
